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2022.11.6 スタッフブログ

四十肩と五十肩を予防しよう!!

四十肩と五十肩を予防しよう!!

皆さんに質問です!

ある日突然、肩が動きにくくなったり、肩が痛くなったりする経験をしたことはありませんでしょうか?

無理な運動をしたわけではないのに、急に肩が痛くなったり、その痛みが続いたりするので、不安な気持ちになると思います。

その症状って、実はよく耳にする「四十肩」や「五十肩」のせいかもしれません。実は四十肩や五十肩って、年齢に関わらず、たくさんの人たちを苦しめていて、トレーニングのパフォーマンスを低下させている原因の1つなのです。

では、日常生活やトレーニングの敵である四十肩や五十肩に苦しまないよう、四十肩と五十肩を予防する生活習慣!について、詳しく解説していきたいと思います。

 

四十肩・五十肩とは!?

「四十肩・五十肩」とは、関節痛の一種を指す言葉です。年齢を重ねると肩関節の周りに炎症が起こり、肩の関節がスムーズに動かなくなることが多くなります。

このような症状を、通称「四十肩」や「五十肩」と指します。これは「肩こり」や「ぎっくり腰」などと同じような「総称」であって、正式な病名を指す言葉ではありません。

肩関節の周りに炎症が起こっている。に当てはまる病名としては、「肩関節周囲炎」というものもあります。しかし、病院やクリニックなどでも「四十肩」や「五十肩」という言葉が使われるくらい、一般的に知られている言葉になります。

「四十肩」でも「五十肩」でも基本的な症状は同じであり、40代で症状が出れば「四十肩」、50代で症状が出れば「五十肩」と呼ばれます。

 

主な原因と症状

四十肩・五十肩になってしまう原因に関しては、実のところ、はっきりと分かっていないのが現状です。

しかし、一般的には、肩の関節にある「腱板」という組織が炎症を引き起こし、「関節包」に広がることで引き起こされると言われています。

これは、老化に伴い筋肉や腱の柔軟性が失われ、スムーズに動かなくなることが原因の1つと考えられています。

四十肩・五十肩は、肩関節に痛みが伴うので、腕を持ちあげるような動きや、腕を外側に回すような動きで強く痛みを感じます。

「電車でつり革をつかむとき」や「シャンプーをするとき」など、日常生活での動きで痛みを感じることも多々あると思います。

さらに、トレーニング中の動きでも、痛みを感じることが多くなり、トレーニングのパフォーマンスが低下する原因に繋がってしまいます

四十肩・五十肩は経過に伴って症状が変わっていき、その各時期には名称が付けられています。

・急性期(発症から2週間程度)

肩のあたりが重苦しい感じになり、肩の関節が強く痛んだりすることから始まり、肩周りの感覚が張りを感じるようになります。

その後、肩を動かす際にズキズキする痛みを感じるようになり、朝晩に痛みが激しくなり眠れないようになってしまいます。

・慢性期(6か月程度)

過度に動かしたときに強い違和感を感じますが、安静時や就寝時の痛みは軽くなります。

しかし、急性期の痛みで肩を動かさない状態が長く続いていたので、関節が硬くなっていて、無理に動かそうとすると痛みが伴います。

・回復期(1年程度)

徐々に痛みが改善し、動かせる範囲も広くなり、動かしても痛みが出ることが少なくなります。

しかし、そのような状態に戻るまでに数年かかる場合や、症状がずっと残ることも多々あります。

 

四十肩・五十肩を予防するには!?

四十肩・五十肩は、誰にでも起こりえる症状になります。

なってしまってから後悔しないように、四十肩・五十肩を予防する生活習慣を身に着けておく必要があります。

1 ストレッチする

ストレッチをすることで、肩関節や肩甲骨の可動域を柔らかく保っておくようにしましょう。

・両肩をぐるぐると回す。

・両肩を前にすくめてから後ろに広げる。

・伸ばした片方の腕を、もう片方の腕で胸のあたりに引き寄せる。

これらを10-20回程度繰り返します。

2 トレーニングする

四十肩・五十肩の主な原因には筋力低下があるので、適度な筋トレで肩まわりの筋力を保っておくことが予防に繋がります。

肩関節のインナーマッスルを鍛えることが最も重要であり、筋肉を肥大させることが目的ではありませんので、過度な負荷をかける必要は全くありません。

500mlから1リットルのペットボトルを両手に持ち、交互に真上に持ち上げる動作でも十分です。10~20回程度繰り返すようにしましょう。

姿勢を良くする

自分でも気づかないうちに、肩に負担をかけるような悪い姿勢を取っていることも原因の1つになります。姿勢をよくすることで、身体の歪みがなくなり、肩周辺の血行が良くなります。

パソコンに向かっているときや、スマホを操作しているときなどは、長時間同じ姿勢を取っていることが多くなります。

時々、首や肩を回してみたり、ストレッチしたりすることも効果的になります。

 

まとめ

今回は、「四十肩と五十肩を予防しよう!!」について、現役トレーナーが詳しく解説してきましたが、いかがだったでしょうか!?

四十肩や五十肩と聞くと病気ではないような感じがして、気楽に考えてしまう方も多いと思います。

しかし、四十肩や五十肩は悪化するとリハビリが必要になったり、最悪の場合は手術をしたりする必要まで出てくる恐ろしい病気になります。

このブログで紹介した「予防する生活習慣」を参考にし、四十肩や五十肩に悩まされないような生活習慣を身に着けましょう。

最後まで見ていただきありがとうございました!

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