筋トレが続かない人にありがちな間違い
筋トレが続かない人にありがちな間違い
筋トレってなかなか継続できないですよね。
MOXIE GYMにカウンセリングにいらっしゃるお客様も、「続かない…」と口を揃えていいます。
筋トレで体力がつけば長時間バテずに活動することもできますし、ダイエットにもなるし、美しいボディラインを手に入れることも可能です。
しかし実際は、継続することができない…。
一念発起しては挫折する。また始めてはやっぱり挫折する。
この記事を読むと、あなたの筋トレが続かない原因を「なるほど!」と再確認することができ、トレーニングを継続するきっかけに繋がるかもしれません!
なぜなら、私も元々は3日ボウズ常連のトレーニーだったからです。
この記事では、筋トレの習慣化に挫折しがちな人が陥ってしまう取組みについてまとめてみました。
記事を読み終えた後は、きっと筋トレもう少し頑張ってみようかな…て思っているはずです!!
継続できない科学的根拠
人の行動原理には大きく分けて2つあります。
1 行動の直後にメリットが伴う場合、その行動は反復しやすくなる
2 行動の直後にデメリットが伴う場合、その行動は反復しにくくなる
筋トレは、もちろん実践してすぐに筋肉がつくわけではありませんよね。
目に見える結果を出すには数ヶ月〜数年といった期間が必要になると思います。
一方、疲労や肉体的ダメージに関しては直後に、しかも確実にやってきます。
要するに、すぐにメリットがないにも関わらず、デメリットは確実に伴う行動ということになるのです。
ですので、筋トレという行動は人間の行動心理的には続けにくいのです。
筋トレが続かない人の間違った取り組み
以上の行動原理を踏まえ、筋トレが継続できない人にありがちな取組みをまとめてみました。
これは習慣化という観点で考えた場合、継続しづらい取組み方になります。
1:全身を鍛える
かっこいい、美しいボディを獲得するには、全身をバランス良く鍛える、これが肝心だとされています。
しかし全身を鍛えるには数々のメニューを実践しなければなりません。
時間や体力を削られ、全身を鍛えるメニューは初心者ではほぼ100%不可能です。
いきなりトレーニングのような苦行をすることは、人間の行動原理としては不自然です。
人の行動心理は快を求め不快を避けるようにプログラムされているからです。
長い時間をトレーニングに当てると、脳がとある信号をだします。
「こんな苦痛は継続するべきじゃない、もっと楽をするべきだ」と。
少しずつ習慣化する
習慣化するに当たって大事なことは、ベンチだけ、スクワットだけなど、1つの種目から開始することです。
1つの種目だけなら短時間で終わることができ、今までの生活にもさほど影響を与えません。
また、一度に色々な種目を覚える必要がないので、身体に対する負担も少なくなります。
やっていて楽しいと思える種目、あるいは一番鍛えたい部位に該当する種目からスタートすると継続しやすくなります。
2:限界まで追い込んでしまう
初心者に多いのが最初から高負荷で実践しようとすることです。
「筋トレは限界に達した後の最後の1回が大事」
あの有名なシュワちゃんの言葉なのですが、ちょっと…
追い込んだり、高負荷の筋トレをしたからといって効果が高いかといわれると、そうではありません。
一方、肉体疲労はかなり大きいです。
ですので、脳では「ふざけるな、こんなことはやるべきではない」という判断を下してしまいます。
3:成果だけに固執してしまう
前述した通り、人間は行動直後に大きなメリットが伴うと、やる気UPに繋がります。
ですから、目標を設定し、それを達成するという小さな成功体験を積み重ねることが非常に重要になります。
人は、いつまで経っても成果の伴わない行動を続けることは断じてできません。
これに関しては、私も実際に体験しています。
当時は知識もないので、何をしたらいいか良くわからないのにもかかわらず、近道を必死に探そうとします。
パーソナルジムにも通おうと思いましたが、10年前は学生でしたのでそれも難しく…。
その結果、成果が伴わず続けることをやめてしまいます。
明確な目標を作る
打開策としては目標を作ると良いと思います。
仮に「毎日10回スクワットをする」といった目標を設定するとします。
自分に課したルールを守れたという事実を強く認識することで、小さな達成感を味わうことができます。
それは目標に近づけているという自分自身への大きな自信にも繋がっていきます。
少しずつでもいいので継続を!!
以上、「筋トレが続かない人にありがちな間違い」についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか!?。
まとめると、筋トレを習慣化させるのに大事な点は以下の通りです。
・完璧にやろうとせず、短時間で終わるようにする。
・高負荷をかけすぎずに、疲労を少なくスタートする。
・毎日コツコツ目標に向かって行動する。
すぐに効果を求めるのではなく、生活の中に筋トレが自然に組み込まれている。
そんな状態になってから成果を求めるようにしましょう!!